# iOS SDK ネイティブ広告

# はじめに

開発環境にXcodeを使用することを前提とします。

# 対応バージョン

iOS 12.0以降

# 導入の流れ

  1. SDKをダウンロードします
  2. 例を参考に広告表示の実装を行います

# 1. SDKをダウンロードする

iOS SDK Getting Started / バナー広告からご確認ください。

# 2. 広告表示を実装する

ネイティブ広告オブジェクトを ADGManagerViewControllerDelegate メソッドで取得するため、 setUsePartsResponse の設定を行います。

ネイティブ広告オブジェクトが取得できた場合、 ADGManagerViewControllerDelegate メソッドの以下が呼び出されます。

mediationNativeAd からネイティブ広告オブジェクトが取得できます。
ネイティブ広告オブジェクトは ADGNativeAd クラスです。id型から ADGNativeAd へキャストし、クラス判定を行ってからアクセスしてください。

ADGNativeAd からネイティブ広告パーツを取得するパラメータは以下の通りです。

要素名 object
タイトル ADGNativeAd.title.text
メイン画像(長方形画像)URL ADGNativeAd.mainImage.url
アイコン画像(正方形画像)URL ADGNativeAd.iconImage.url
リード文 ADGNativeAd.desc.value
CTA(Call to action)のテキスト ADGNativeAd.ctatext.value
広告主 ADGNativeAd.sponsored.value

# 実装例

ネイティブ広告デザイン例

  • 作成される広告イメージ
  • アプリに応じてカスタマイズしてください(画像ロード処理の非同期化など)。
  • XIBはサンプルを参考にしてください。
    https://github.com/AdGeneration/ADG-iOS-SDK/tree/master/Samples

# 注意事項

  • v2.8.0から ADGManagerViewController#delegateViewManagement:は非推奨となりました。
  • 代わりに ADGNativeAd#setTapEvent:handler および ADGManagerViewController#setAutomaticallyRemoveOnReload を使用してください。
  • 画像は、アスペクト比を変えず、必ず切れることのないようしてください。 万が一、縦横比が正常ではない表示になっている場合、レギュレーションに反してしまう恐れがございます。
    (UIImageViewのcontentModeをScaleAspectFitに設定)
  • 画像のアスペクト比に関しましては、ADGMediaViewを利用することで正しいアスペクト比を保持して表示がおこなえますので実装例をご参考にしてください。その際は下部に記載の「ADGMediaView注意事項」につきましてもお目通しください。
  • 広告破棄のタイミングにて、setAutomaticallyRemoveOnReloadにセットされたUIViewインスタンスに対してremoveFromSuperViewが呼び出されます。
  • 広告の破棄は画面のdealloc等、広告の表示が終わるタイミングで行ってください。
  • テストではタップの確認も行ってください。
  • ADGManagerViewControllerクラスは1つの広告枠に対して1つのインスタンスを生成してください。
  • 広告枠の設定によっては各ネイティブ広告オブジェクトのパラメーターの値がnilになる場合があります。
    たとえば、GunosyAdsではCTA取得できません。画像の縦横サイズも含め、すべてがoptionalな値です。
  • PR表記をつける等して広告であることを示してください。
  • レスポンスにSponsoredがある場合はできる限り表示をしてください。(特定のアドネットワークではSponsoredの表示要望がございます)

# インフォメーションアイコン(オプトアウトリンク)について

※ 2016/12/8(v2.4.2)より必須項目となりました

v2.4.2より、ターゲティングを行っている広告の場合にはデフォルトでインフォメーションアイコン(オプトアウトリンク)が表示されるようになります(ターゲティングを行っていない広告の場合は表示されません)。
インフォメーションアイコンはタップすることで、DSP事業者が指定したオプトアウトWebサイトページへ遷移します。
オプトアウトリンクはユーザーが広告のターゲティングをオプトアウト(拒否)することにより、ユーザーに関する情報の関連付けを防ぐことを可能とし、設置することで配信できるDSP事業者が増加します。

表示される場所は、setTapEvent:nativeAd:handler:で指定したViewの右上に設置されます。
デフォルトの表示位置から変更する場合は、ADGManagerViewController.informationIconViewDefaultを設定し、ADGInformationIconViewを生成してください。
ターゲティングを行っていない広告の場合は、ADGInformationIconViewを生成してもアイコンは表示されません。

インフォメーションアイコンの表示確認は、テストID48635を使用してください。

# 動画広告の実装について(iOS: v2.9.0~ (ADG.framework))

ADGMediaViewを利用することで、動画広告を配置できます。

# ADGMediaView注意事項

  • 動画と静止画が利用できる場合は、動画が優先されます。
  • 動画や静止画は配信案件によるため、必ずしも配信されるわけではありません。

# テストIDについて

広告の掲載イメージを確認したい場合は、テストIDを使用してください。
テスト用の広告枠ID一覧

ご注意

テストIDをセットしたままアプリをリリースしないようにしてください。

Last Updated: 10/31/2024, 9:08:47 AM