# iOS SDKのAppTrackingTransparency対応について
# 概要
SDKでは、IDFAというApple社から提供されているIDを取得し、各広告事業者はターゲティングやコンバージョンの計測に利用しているケースがございます。
iOS14.5以降でIDFAを取得したい場合は、AppTrackingTransparency (opens new window)を用いて、ユーザー様にIDFAを取得するためのパーミッション要求が必須となります。
iOS14.5以降にてIDFA取得率低下の影響を緩和するために、必要に応じてIDFAを取得するためのパーミッション要求をご実装お願いいたします。
# 対応SDK Ver
Ad GenerationのiOS SDKはv2.18.4(2020年9月15日リリース)以降をご利用ください。(*1)
補足
(*1)後述のSKAdNetworkも対応する場合はv2.20.0以降をご利用ください。
# 対応内容
- Ad Generation SDK v2.18.4〜以降をCocoaPodsまたはDLページ (opens new window)から導入してご利用ください。
- AppTrackingTransparency.framework(*2) および、AdSupport.framework(*3) をアプリプロジェクトの参照に追加してください。
- アプリ内のInfo.plistに
Privacy - Tracking Usage Description
Keyを追加いただき、Valueで権限リクエスト時に表示されるダイアログの文言を設定してください。 - 適切なタイミングでrequestTrackingAuthorizationWithCompletionHandler: (opens new window)を実行し権限のリクエストをおこなってください。(*4)
- あわせて、IDFAを利用せずプライバシーに配慮してコンバージョン計測ができるよう、Apple社によって提供されているSKAdNetwork対応についてもご参照のうえ、ご対応をお願いいたします。
補足
(*2)iOS14以降で有効なIDFAが取得可能であるか判定するために必要です。
(*3)IDFAの取得のために必要です。
(*4)弊社で2020年にご案内させていただいております、iOS14対応について (opens new window)内にある iOS14 に関して、対応と対策
資料を参考にしていただき、権限の許諾率を加味して権限リクエスト前にユーザー様が理解しやすい説明文を記述したダイアログを実装するなどの対応をおすすめしております。