# iOS/Android 位置情報の扱いについて

# 概要

Ad Generation SDKにおける位置情報の取得と利用に関する機能を提供します。

ユーザが位置情報に関する権限をアプリに付与し、Ad Generation SDKにて位置情報取得の設定をONにしている場合、位置情報を広告リクエストに付与します。

位置情報サービスを使用される場合、マーケットの規約に従い、ユーザへの通知および同意をお願いいたします。

iOS SDK v2.27.0以降について

iOS SDK v2.27.0以降、位置情報取得機能は削除されました。Ad Generation SDKが位置情報を取得することはしません。
iOS SDK v2.27.0以降の位置情報の扱いについてはこちらをご参照ください。

# デフォルト設定

iOS/Android SDK Version 位置情報取得の設定
v2.7.0〜v2.11.7 ON
v2.13.0〜 OFF
(iOSのみ) v2.27.0〜 機能削除

# APIリファレンス

# 位置情報取得の有効化

位置情報の取得を有効にします。アプリ起動後、広告リクエスト前の任意のタイミングで実行可能です。

# iOS (〜v2.26.1)

ADGSettings.setGeolocationEnabled(Bool)

Parameters

  • enabled: 位置情報の有効/無効を指定(true: 有効、false: 無効)

# Android

ADGSettings.setGeolocationEnabled(Boolean)

Parameters

  • enabled: 位置情報の有効/無効を指定(true: 有効、false: 無効)

# 注意事項

# AppStore審査時の注意事項 (iOS v2.23.0より前のバージョン)

# Info.plist 必須設定

Ad Generation SDKは CoreLocation.framework を必須フレームワークとして使用するため、以下の設定が必要です。

  • キー: NSLocationAlwaysUsageDescription

位置情報の取得が必要ないアプリでも記述が必要となります。
記述のない場合、AppStore審査時に下記の警告およびリジェクトリスクを伴います。

ITMS-90683: Missing Purpose String in Info.plist

# 実装パターン

# 1. 位置情報を使用しない場合

Info.plistに以下の設定を追加してください。

<key>NSLocationAlwaysUsageDescription</key>
<string>{AppName} doesn't use the Location API.</string>

※ {AppName}を実際のアプリ名に置き換えてください
※ 位置情報取得APIを利用していない旨を記述いただければと思います

# 2. 位置情報を使用する場合

位置情報を取得する場合、公式ガイド (opens new window)をご参照のうえ、位置情報取得APIの利用について Info.plist に追加してください。

# 収集データについて

本機能が有効になっている場合、収集データが追加されますので、適宜プライバシーポリシーに記述してください。

情報 定義
詳細な位置情報 小数点以下3桁以上の緯度経度と同等、またはそれよりも高い詳細レベルでの、ユーザーまたはデバイスの場所を示す情報
おおよその場所 小数点以下3桁以上の緯度経度よりも低い詳細レベルでのユーザーまたはデバイスの場所を示す情報(おおよその位置情報サービスなど)
Last Updated: 10/31/2024, 9:08:47 AM