# 位置情報の扱いについて

ユーザーが位置情報に関する権限をアプリに付与かつ、
Ad Generation SDKにて位置データ付与の設定をONにしている場合、位置情報を広告リクエストに付与します。
(位置情報に関する権限をアプリ側に付与していない、またはSDK側での位置データ付与設定がOFFの場合、広告リクエストに付与されません)

iOS SDK、Android SDKの v2.13.0〜以降、位置データ付与の設定がデフォルトOFFへ変更になりました。
位置情報サービスを使用される場合には、マーケットの規約に従い、ユーザーへの通知および同意をお願いいたします。
(詳しくはこちらをご参照ください 位置情報を利用した広告配信について (opens new window)

ご注意:SDKバージョンによるデフォルト設定の違い

iOS/Android SDK Version 位置データ付与のデフォルト設定
v2.7.0〜v2.11.7 ON
v2.13.0〜 OFF

(この機能は iOS 9以降 、Android 4.4以降 で動作します。)

# SDKで位置情報を有効化したい場合の実装について

この位置データの付与はSDKの設定により有効にすることも可能です。
以下の設定はアプリ起動後から広告リクエストまでの任意タイミングで実行してください。

# iOS

# Android

* この設定はCocos2d-xプラグイン v2.2.0にて対応しています。

# iOSでCoreLocation.frameworkをリンクしている影響でAppStore審査時に警告があった場合

Ad Generation SDKでは、 CoreLocation.framework を必須の参照frameworkとしている影響で、
アプリの Info.plist 内に NSLocationWhenInUseUsageDescription のKey/Valueの記述が必要となります。

位置情報の取得が必要ないアプリでも記述が必要となります。
記述のない場合はAppStore審査時に下記の警告およびリジェクトリスクを伴う場合がございます。

ITMS-90683: Missing Purpose String in Info.plist

# 位置情報の取得が必要ないアプリの場合

位置情報の取得が必要ないアプリの場合、Xcodeにてアプリの Info.plist 設定画面から、
+ を押下して、下記をご参考に NSLocationAlwaysUsageDescription に対して、位置情報の取得APIを利用していない旨を記述いただければと思います。

Key Value
Privacy - Location Always Usage Description AppName(※) doesn’t use the Location API.

※AppName には実際のアプリ名を記述してください

# Info.plistの記入サンプル

img

Info.plist内で実際に追加される記述は下記になります。

<key>NSLocationAlwaysUsageDescription</key>
<string> `AppName` doesn’t use the Location API.</string>

# 位置情報の取得が必要あるアプリの場合

# 実装

位置情報を取得する場合、下記の公式ガイドをご参照のうえ、 CoreLocation.framework の利用について Info.plist への適切な追加記述を適宜おこなってください。
https://developer.apple.com/documentation/corelocation/requesting_authorization_for_location_services

# 収集データについて

本機能が有効になっている場合、収集データが追加されますので、適宜プライバシーポリシーに適切な記述をおこなってください。

情報 定義 利用有無
詳細な位置情報 小数点以下3桁以上の緯度経度と同等、またはそれよりも高い詳細レベルでの、ユーザーまたはデバイスの場所を示す情報
おおよその場所 小数点以下3桁以上の緯度経度よりも低い詳細レベルでのユーザーまたはデバイスの場所を示す情報(おおよその位置情報サービスなど)
Last Updated: 2/14/2024, 5:48:52 AM