VAMP v5 スタートガイド
VAMP SDKの導入手順についてのガイド
はじめに
Cocos2dxでの開発に必要な環境がインストールされていることを前提としています
動作確認環境
| ツール名 | ver. |
|---|---|
| Cocos2dx | 3.17.2 |
| Xcode | 15.1 |
| Android Studio | 2022.2.1 |
| NDK | r21e |
| Gradle | 7.5 |
| Gradle Plugin | 7.4.2 |
※AndroidはサポートOSがMarshmallow(6.0)以降となります
Cocos2dx Pluginをダウンロードする
Cocos2dx Plugin
https://github.com/AdGeneration/VAMP-Cocos2d-x-Plugin/releases
vamp_cocos2dx_plugin_[Version].zipファイルの内容
- java/ ... Android用javaファイル
- src/
- VAMPConnection.h ... Android/iOS共通C++ヘッダファイル
- VAMPConnection.cpp ... Android用C++実装ファイル
- VAMPConnection.mm ... iOS用C++実装ファイル
*[Version]にはSDKのバージョン番号が入ります。
Android用SDKをプロジェクトに追加する
SDKの導入
- VAMP Android SDKのドキュメントに従って、VAMPおよび各アドネットワークのSDKを導入
- ダウンロードしたCocos2dx Pluginのjava/*.javaをAndroidプロジェクトのsrcフォルダに入れる(javaフォルダの中をフォルダごとコピー)
- VAMPConnection.hおよびVAMPConnection.cppをClassesフォルダに入れる
*VAMPConnection.hはAndroid/iOSで共通のヘッダファイルです。
- Android.mkに以下を追記
LOCAL_SRC_FILES := hellocpp/main.cpp \
../../../Classes/AppDelegate.cpp \
〜省略〜
../../../Classes/VAMPConnection.cpp // 追記
*Classesフォルダへのパスは環境に合わせて適宜書き換えてください。
Proguardの設定
VAMPおよび各アドネットワークのProguardの設定については下記を参照してください。
また、上記設定の他に以下の設定を追加します。
# VAMP Cocos2d-x Plugin
-keepclasseswithmembers class jp.supership.vampcocos2dx.** { *; }
# Cocos2d-x
-keep class org.cocos2dx.lib.** { *; }
-keepclasseswithmembers class * {
native <methods>;
}
Note
難読化後の表示確認も必ず行ってください。
AndroidManifest.xmlの設定
Androidアプリでは、使用するAdnetworkによってAndroidManifest.xmlに設定をする必要があります。
VAMPのAndroidManifest.xmlの設定に関しては、こちらをご確認ください。
その他アドネットワークのAndroidManifest.xmlの設定に関しては、こちらをご確認ください。
その他の設定
その他の設定についてはAndroidのスタートガイドをご確認ください。
iOS用SDKをプロジェクトに追加する
SDKの導入
- Podfileに以下を追加
pod 'VAMPCocos2dx'
- 必要に応じて各アドネットワークアダプタを追加（参考:VAMP iOS SDKのドキュメント）
pod 'VAMPAdmobAdapter'
pod 'VAMPIronSourceAdapter'
pod 'VAMPLINEAdsAdapter'
pod 'VAMPMaioAdapter'
pod 'VAMPPangleAdapter'
pod 'VAMPUnityAdsAdapter'
- Xcode上で、VAMPConnection.hおよびVAMPConnection.mmをClassesにドラッグ&ドロップして追加
*VAMPConnection.hはAndroid/iOSで共通のヘッダファイルです。